就労移行支援事業所マイパレット

     

事業所概要・ご案内

就労継続に必要なことは、まず自己理解です。実践的な訓練や活動を通して、できることできないことを整理して、適した就労先を一緒に探していきます。日本情報処理検定などを通して、基礎的なPCスキルを身につけ、事業所内での軽作業や屋外での施設外就労、農作業体験で基礎体力や就労に必要な挨拶、報告、連絡、相談の力の習得を目指します。

支援内容

企業等就労体験・実習

利用者さん本人が希望している業務もしくは適性のある業務を展開している企業や店舗さまに見学に行ったり、数時間から3日間の就労体験をさせていただいたりという取り組みを行っています。

施設外就労

午前中は、企業に出向いて作業訓練を行う(=施設外就労)に主に取り組んでもらっています。近隣の公園での清掃業務、鑑賞用のメダカの育成に使用している水槽の清掃をはじめ、季節によっては柑橘類の箱詰め作業などに取り組んでいます。施設外就労先では、基本的なビジネスマナーを実践的に学ぶことができ、チームで作業に取り組むため、日々の職業訓練で得たコミュニケーションスキルを確認する場にもなっています。企業に出向いての実践的な作業になりますが、支援員が引率し、就労への不安をサポートしてくれます。

協力先:紀の国はまゆう株式会社KUSUNOKI、ほか

事業所内訓練

パソコンのリサイクル作業、内職軽作業、印刷物のデザイン業務、中古ブランド品の商品撮影やデータ入力業務などを作業日を定めて取り組んでいます。業務得た報酬(成果)は、月毎に工賃として利用者のみなさんに還元しています。少額ではありますが、働く喜びや責任感を実践の中で感じてもらいたいと取り組んでいます。

協力先:オージス総研わたぼうしくらぶほか

作業訓練だけでなく、資格取得のための訓練にも取り組んでいます。また、アビリンピック大会など、技能を磨くことを支援しています。

参照: 日本情報処理検定全国障害者技能競技大会(アビリンピック)

個別支援計画

本人の思いや意向を聞きながら、各種訓練プログラムに参加し、定期的な面談等で、就労スキルの確認を一緒に行っていきます。苦手な面で配慮していただける部分があるか、工夫・対策できないか試行錯誤しながら、就労に向けて進めていきます。何が課題かを明確にし、ともに就労を目指します。

参考:就労ステップアップチェックシート

各種訓練プログラムについて

面接指導やSST(ソーシャルスキルズトレーニング (Social Skills Training:SST、ロールプレイングなど社会生活技能訓練)や社会保険労務士や各講師を招いてビジネス基礎、ペン習字など、各種訓練プログラムに取り組んでいます。また、1人暮らしを目指す方や生活面の安定を図る目的で、家事を学ぶ「家庭生活」という訓練プログラムもあります。そのほか、近隣の農家さんに出向き、農作業体験や就労に関するビデオ学習にも定期的に取り組んでいます。

訓練参加時の給与について

就労移行支援での訓練で、給与(工賃)が支給されることは少ないですが、当事業所では金銭管理のあり方や経済的負担の軽減になればと考え、収益の出る実践的な訓練や活動を積極的に取り入れています。本来、労働に対しては最低賃金が適用されますが、請負の業務委託の場合は出来高であり、その限りではありません。ただ、訓練期間中の工賃は、出来高ではなく出勤率や参加率に応じて成果を評価しています。詳細は、下記に示している通りです。昨年度実績では、月1万5千円程度が平均支給額です。当事業所は、あくまで「仕事の場」でなく、「訓練の場」であり、ステップアップのきっかけに活用していただければと考えています。


事業所詳細情報

事業所番号3010121881
支援内容就労移行支援
住 所和歌山県和歌山市毛見1130-1 T・Tビル1階
定休日土曜日・日曜日・祝日
(国民の休日・夏期休暇・年末年始)
電 話073-463-0064
FAX番号073-463-0065
サービス提供地域和歌山市、海南市、岩出市、
紀美野町、有田市
主な利用交通手段JRきのくに線「黒江」駅より徒歩20分
和歌山バス「競技場前」より徒歩3分

法人が実施する障害福祉サービス等

一般社団法人和乃絆

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